なぜレーシックには角膜の厚さが重要なのか?


<なぜレーシックには角膜の厚さが重要なのか?>


よくインターネット上のレーシック関連サイトを調べても、レーシックには角膜の厚さが重要で角膜の厚さが薄い人はレーシックが受けられないと記載されています。


それはいったい何故なのでしょうか?


その疑問を解き明かすためには、まずレーシックの原理を知っておかなくてはなりません。


レーシック(近視レーザー手術)の原理


レーシックによる屈折矯正手術の原理は、近視や乱視、遠視などの屈折異常をメガネやコンタクトレンズを用いて矯正するのと同じように、エキシマレーザーを用いて角膜を削って形状を変化させ、その屈折力を調整することによって視力矯正を行います。(下の図)

※近視の場合を例にレーシック(近視レーザー手術)の原理を説明します。


レーシック(近視レーザー手術)の原理

近視の場合、慢性的な刺激により毛様筋が緊張しすぎて眼球の水晶体の厚さを調整することができず屈折力が大きいままの状態になっています。ですから眼球を通過する物体像の焦点は網膜の手前で結ばれてしまいます。


この近視の場合には、眼球の前にメガネやコンタクトレンズなどの凹レンズを利用して余分な眼の屈折力を打ち消すことにより近視を矯正することができます。


同様にレーシックでは、角膜の実質層にエキシマレーザーを照射してその中央部を薄くすることで凹レンズと同じ原理を用いて屈折力を弱めて近視を矯正します。


ですから、角膜実質層が厚ければ厚いほどエキシマレーザーで屈折力を調整できる厚みに余裕があることになります。


逆に、角膜実質層が薄い場合にはエキシマレーザーを照射できる厚さが足りなくなってしまう場合があるのです。


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そしてここで無理をして手術を行うと、眼球内部の圧力によって薄くなった角膜が前方に押しやられて円錐角膜状態になってしまい、最悪のばあいには角膜が破れてしまいます。





 
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